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文学部
日本文化学科

「文化探求現場主義」を実践し、論理的思考力と判断力を身につける。

「言語」「文学」「思想と芸術」「社会と民俗」の4領域から日本文化にアプローチし、「文化探求現場主義」をモットーとした実践的なプログラムを充実させています。特にゼミでは、実習やフィールドワーク、アンケート調査などを実施。見て、聞いて、触れて、研究対象への理解を深める生きた学びを通し、日本ならではの文化や社会の姿を探ります。世界中の国や地域が活発に交流するグローバル時代だからこそ、今、日本で育まれる文化と、その担い手である自分を見つめ直し、文化の継承と創造に資する広い教養と深い専門知識を身につけます。
4fields

日本文化を見つめ、
社会や自分を再発見。

グローバル時代を迎えた今、世界に誇る日本文化を学び、理解を深め、発信することの重要性が増しています。日常生活に息づく伝統を発見し、歴史や古典を振り返って文化の本質を探ることは、社会のあり方や自分自身の生き方を見い出すことにつながります。そこで、「言語」「文学」「思想と芸術」「社会と民俗」から日本文化に迫り、無限に広がる学びの世界を拓きます。

学びの特色

「言葉」に対する感性を高める

「読む力・書く力・話す力」は、「考える・感じる・表現する」力と連動しています。講義では、実践的な文章の書き方や、正しく聞き取り・伝達する方法の修得、プレゼンテーション能力の向上をめざします。

「文化探求現場主義」の実践

1年次には美術館の見学、相撲観戦、陶芸体験などのプログラムを用意。3年次からのゼミでは、インド、中国、奈良・京都の旧跡の見学、フィールドワークなど、領域ごとの体験型学修を行います。

理論とともに書道を体験

日本や中国の書道の歴史や理論を学び、実技を通して豊かな表現力を修得します。書道を学ぶことは、日本の伝統文化を肌で感じること。“心”のあり方を探究し、文化や芸術に対する理解を深めます。

専門性を深める段階的な学習

日本文化学科では、4領域について基礎的な講義に始まり、知識・理解をより深める講義を経て、専門的な研究を行うゼミ活動へと進みます。4年次では、卒業論文を作成し、学びの集大成とします。

4年間の学びのステップ

4領域をバランスよく学び、
日本文化を概観する。

「言語」「文学」「思想と芸術」「社会と民俗」の4つの領域をバランスよく学び、日本文化を多角的に理解します。学科のモットー「文化探求現場主義」を実践します。

多彩な学問領域に触れ、
知識を深めていく。

専門知識だけでなく、意見の伝達・記録・表現方法、プレゼンテーションスキルも学びます。担当教員が毎回替わるオムニバス形式の講義を学科の教員全員が担当。幅広い専門分野の学びを通して日本文化の多彩さを知ります。

4領域の中からゼミを決め、
各自の専門性を深める。

約10~15人のゼミで文献を読み、調べる力を養う講読や、主体的な調査・発表を行う演習に取り組みます。教員のきめ細かい指導と学生同士の学び合いで専門性を深めます。

大学での学修の集大成として
卒業論文を完成させる。

ゼミ内での報告やディスカッションを積み重ね、自ら決定したテーマのもと、日本文化を探究。その研究成果をまとめて、卒業論文を書き上げます。

アイガクにマナベ!

文学部 日本文化学科
竹下 修子 教授
文学部 日本文化学科
明園 劉作勝 准教授
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ゼミレポート

自分の心を書き表す、奥深い書の世界。

書道は、漢字の成り立ちや先人が残した言葉を深く理解しながら、「自己のあり方」を見つめる芸術文化です。明園ゼミでは書道作品の鑑賞も重要な学びのひとつ。「『鑑』は良し悪しを見分けること、『賞』は味わうこと。細部にまで意識を向けて味わい尽くすと、その作品の魅力が次々と発見できるでしょう」と明園准教授は語ります。
黒地に白文字で表された「大義名分」は、岩に刻まれた文字を紙に転写した「拓本」。約1500年前に彫られたもので、風雨にさらされて線が荒々しくなっています。そうした時代の積み重ねを感じさせる「風化の美」も鑑賞ポイントです。
明園ゼミの活動の主軸は、書道作品の制作。4年次には卒業論文の作成と並行して卒業制作に取り組み、表現技術を磨きながら自分の書を創作します。
書きたい言葉に合った書体を選び、何度も何度も練習。漢字の起源となった「甲骨文字」は、一語一語の意味を深く考えながら作品として仕上げます。たとえば「見」は、「目」と「人」を組み合わせた漢字。目をしっかりと開いて対象物を捉える様子を表しています。
こちらは「隷書(れいしょ)」。神聖な書体といわれる篆書(てんしょ)を簡略化した書体です。約2000年前の中国で使われ始めました。当時は戦争が多く、至急の軍事文書がやり取りされた時代。文字を早く書くために隷書が生まれたと考えられています。
「書も絵画も『線の芸術』」と捉える「書画同源」という言葉があります。中には水墨画に挑戦する学生もいます。明園准教授がお手本を示し、その線運びを書き写しながら、自分ならではの表現を模索します。
筆を使って書くことだけが書道ではありません。石や木、銅などの印材に文字を彫る篆刻(てんこく)も書道のひとつです。筆で書いたような躍動的で美しい線を刻みます。

明園ゼミ

東アジアの書道文化を専門とする明園准教授のもと、書道に関する理論、実技、書道教育を研究。北京・上海・杭州へのゼミ合宿を実施し、書道文化を育んだ美しい自然や奥深い伝統文化を体感する。

卒業論文テーマ一覧

  • 古今和歌集の表現の研究
  • 短編小説の題目の分析
  • 小説の比喩表現の研究
  • バイト敬語に対する印象の世代差について
  • 年層および性別による感謝表現と謝罪表現の使い分けの傾向
  • 尾張方言「ズツナイ」の意味用法の変化について
  • 『とりかへばや物語』女君の本性とは-服飾から見る男女観-
  • 方法論としての『源氏物語』の〈物の怪〉-『源氏物語』正編を通して-
  • 漱石の『それから』論
  • 宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』について
  • 『古事記』における昔話と物語の関係
  • 福沢諭吉の教育論
  • 吉田松陰の対外思想
  • 芥川龍之介の宗教作品に見る生と死
  • 本地垂迹と反本地垂迹
  • 歌川広重-東海道五十三次をめぐって-
  • 三十三間堂の歴史と諸仏について
  • 書道からみる万葉集
  • 魚偏の漢字に関する研究
  • 纏足と宦官からみる中国の奇習
  • 身のまわりを装う文化
  • 日本における若者の労働の実態
  • 就職祈願の誕生をめぐって
  • 『千と千尋の神隠し』における民俗学的要素の研究
  • 方言談話の聴取と印象の関係
  • 若者言葉の「動詞」表現の使用意識について
  • 現代のマンガにおける擬音語・擬態語の特徴
  • ポスターとテレビCMの広告表現について
  • 映画字幕に基づく日英表現研究
  • スラングの研究
  • 意味変化の研究
  • 残る流行語、消える流行語
  • 源氏物語大君論-着衣・容姿からみた大君のすがた-
  • 『平家物語』論-滅びの文学としての魅力-
  • 伝承とかぐや姫-竹取物語の源流をめぐって-
  • 『土佐日記』に語られる世界観-和歌-
  • 変身譚の研究
  • 小説を構成する要素
  • 『指輪物語』について
  • 太宰治とシェイクスピアについて
  • 漱石『文学論』から見るエゴイズム
  • 吉田松陰における忠誠
  • 内村鑑三の無教会主義
  • 与謝野晶子の女性自立論
  • ジブリ作品にみる日本人の文化と信仰
  • 付喪神から読み解く日本人の宗教観
  • 奇想の画家 伊藤若冲の考察
  • 時代と共に変化する四天王像の研究
  • 篆刻の印材についての考察-石を対象にして-
  • 書の鑑賞法について-なにを見るべきか
  • 「和紙」と「唐紙」の比較-書道用紙を中心に
  • 茶掛表装の研究-形とそのこころ
  • 女性からみる結婚と就業に関する研究
  • 日本におけるファッション文化の変遷に関する一考察
  • 映画を通してみる社会の変遷
  • 高齢社会の国際比較に関する研究-日本とスウェーデンの比較から
  • 写真をめぐるフォークロア
  • 就職祈願の誕生をめぐって
  • 岐阜県下呂市における「がんどうち」の研究
  • 口承文芸にみる異界観とその変貌
  • 神になれない動物たち-ウサギと人のかかわりから-
  • 小野道風と和様の書
  • 情報提示によるオノマトペの違いについて
  • 愛知県の遊びことば
  • オオカミをめぐる比較民俗学
  • 猫のフォークロア
  • 日本語の定型表現の分析
  • 清水寺と坂上田村麻呂
  • 日本人のケガレ観とその変遷
  • 歌人・思想家としての与謝野晶子
  • 福沢諭吉の教育思想
  • 藤原行成の魅力~清少納言と語らった上達部~
  • デザインから見た看板文字の変革-名古屋地域中心に-
  • 書から観る「奥の細道」
  • 過疎地における教育と学校統廃合問題
  • 薬師寺の仏像をめぐって
  • 宗達が描く「風神雷神図」
  • 富嶽三十六景にみる北斎の想い
  • 古事記における「死者の国」について
  • 宣伝文の研究
  • 鏡に映る光源氏-内面的<時間>と<老い>-
  • 平塚らいてうの母性主義思想
  • 平安貴族における藤原行成の書の価値
  • 宮沢賢治の目線
  • 江戸川乱歩について
  • 星新一-各時代における作風の変化-
  • 『竹取物語』の世界-かぐや姫の「罪」とは-
  • 社会変動にともなう家族の変化に関する考察
  • お月見泥棒をめぐる一考察-三重県四日市市の事例を中心に-
  • ナル言語・スル言語の研究
  • 名古屋方言の認知度・使用度
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