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薬学部
医療薬学科

状況に応じた判断力を身につけ、医療に貢献できる薬剤師へ。

高度化、多様化、国際化が進む医療現場では、薬の専門職である薬剤師の活躍が強く望まれています。特に「地域包括ケア」が重要視される今、質の高い医療を効率的に提供するには、薬剤師が積極的に医療情報を発信する必要があります。そこで薬学部は、「研究者としての基礎薬学知識」「薬剤師としての医療技術」「医療人としての人間性」がバランスよく身につくようカリキュラムを編成しています。さらに、自ら考え、結果を導き出す研究活動を通して問題解決力を養い、人々の健康的な暮らしを支える「医療人たる薬剤師」を育てます。
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「医療人たる薬剤師」を、
社会に送り出す。

チーム医療の一員として活躍し、人々の健やかな毎日に貢献できる薬剤師の養成をめざしています。「基礎薬学教育」「医療薬学教育」「実務教育」の充実を重視し、基礎薬学、衛生薬学、基礎系実習、医療薬学、医療系実習の科目を体系的に編成。疾病、医薬品、薬物治療に関する専門知識の習得と、医療現場で必要な実務能力の体得によって、医療の未来を開拓する「医療人たる薬剤師」へと導きます。

学びの特色

体験学習で医療人の心を学ぶ

2年次の「早期体験学習」では薬局や病院を見学し、薬の専門職である薬剤師の役割について理解を深めます。そして不自由体験や救急救命体験に参加することによって、人の命と健康を守る使命感・責任感を育てます。

最新設備を使ったモニタリング

シミュレーションを行うための人形を使い、血圧や心電図、呼吸音、血糖値などを疑似測定。薬を投与した後の症状の変化をモニタリングし、臨床現場で必要となる「患者さんの容態を把握する力」を養います。

医療現場で薬剤師業務を学修

5年次の「医療薬学実習Ⅳ」では、薬局11週間、病院11週間の実務実習を行います。医薬品や疾病に関する専門知識を活用しながら、医療現場で求められる臨床能力を豊かに伸ばしていきます。

各講座で最先端の研究を実施

4年次秋学期には各講座の研究室に配属され、教授陣の指導のもと実験や文献調査などを行います。研究に取り組んだ経験を活かし、日々進歩を遂げる薬学の分野で自ら考え行動できる薬剤師をめざします。

6年間の学びのステップ

信頼される薬剤師に必要な教養と
対話力を身につける。

教養知識に加え、薬学に関する専門知識を修得するために必要となる基礎的な物理・化学・生物・数学の知識を身につけます。

薬の専門家として必要な
基礎的な薬学の知識を身につける。

体のしくみ、医薬品の有効性や特性、薬の体内作用メカニズムなどを理解し、医薬品の合成法や分析方法に関する知識、衛生概念を修得します。

病気や治療に関する幅広い
知識と技術を修得する。

生体内における薬物の吸収から排泄までの過程、薬物治療における医薬品の適正な使用方法を理解し、薬物の相互作用、副作用などに関する基礎的な知識を修得します。

薬剤師の実務を想定し、
演習・実習に取り組む。

臨床の現場における患者さんへの服薬指導・栄養指導、医師への処方提案に必要な基本的な知識を修得。医療人としての心を磨きます。

病院や薬局で実習を行い、
医療現場で必要な力を修得。

修得した薬学専門知識をより深く理解し実践することで、チーム医療や地域医療に参画するために必要な薬剤師としての基本的知識、技能、態度を身につけます。

薬学分野の最先端の
研究・技術を修得する。

新薬開発のための基盤技術とそのプロセスについての最先端の知識・技術を修得。病院薬剤師・保険薬局薬剤師の専門性とチーム医療における薬剤師の役割を学びます。

アイガクにマナベ!

薬学部 医療薬学科
古野 忠秀 教授
薬学部 医療薬学科
小川 法子 講師
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ゼミレポート

病原菌と向き合い、薬の新たな可能性を拓く。

地球上のあらゆる場所で生きている、目には見えない小さな菌(微生物)。数えきれないほどの種類があり、名前がつけられているのは菌全体の1%にも満たないといわれています。未知の分野である菌の研究に挑むのが、微生物学講座です。
患者さんから病原菌が検出されたとき、その菌の種類を特定できないことは少なくありません。そこで微生物学講座は外部の病院と協力し、病原菌の生態や特徴を明らかにしています。まず、約1000倍という高倍率の光学顕微鏡で菌の形や動きを記録。次に詳細な性質を調べます。血液にどう反応するかを観察するには、血液寒天培地を使用。赤血球を破壊する溶血性があるかなど、慎重に検査します。
遺伝子レベルでも菌を解析します。遺伝子を増幅して観察する「プリントグラフ」を使って試薬を混ぜ込み、どんな遺伝子を持つのか検出。塩基配列を読み取る「DNAシークエンサー」では菌の遺伝情報を確認。
こうした菌に関する研究を共有するため、講座内で研究報告会を定期的に開催。5年生、6年生、大学院生が研究内容や成果を発表し合います。この日、発表した5年生は、外書講読の内容を報告。アメリカ微生物学会が出版した細菌研究に関する歴史書『Milestones in Microbiology』を読み、19世紀に行われた殺菌や滅菌の実験について解説しました。
国内外の学術論文を通して新たな知識を修得することは、研究に取り組む基礎力として重要。聞き手の学生たちも積極的に質問し、意見を交わして学びを深めていきます。
大学院生は、多剤耐性緑膿菌の遺伝子特性と、薬剤の抗菌活性を高める生薬成分の解明に挑んでいます。きっかけは、a。抗生物質が効かない感染症の患者さんと出会い、「きちんと効く薬を患者さんに届けたい」と、情熱を燃やして研究に励んでいます。
学生一人ひとりが高い志を持ち、研究に取り組んでいる微生物学講座。2016年度、学部内の卒業論文発表会で5人が優秀賞に輝きました。

微生物学講座 河村 好章 教授

日本の薬学系大学では唯一、細菌分類学を専門としている研究室。微生物を研究し、病原菌の解明や感染症の克服をめざす。病院や企業から依頼を受けて細菌の分析も行い、研究成果を社会に還元している。

卒業論文テーマ一覧

  • Helicobacter cinaediの病原性に関わる遺伝子改変株の構築に関する研究
  • 神経突起伸長に及ぼすpresenilinの作用機構の検討 
  • 9,10 フェナントレンキノンによるTRPA1活性化作用
  • 膵臓がんに対する新規体液バイオマーカー探索
  • 銅触媒下で行うエチニルスチバンとアジド類との一選択的[3+2] 環化付加反応に関する研究
  • 有機アニオントランスポーターOAT1/3の機能に及ぼすフェニルプロパノイド類の影響
  • 自然滴下における種々の電解質輸液と脂肪乳剤の混合液が投与速度に及ぼす影響
  • 介護保険施設の処方箋解析に基づく薬剤師の医師回診同行の検討
  • 褐色脂肪細胞様Beige細胞を誘導する生薬の探索研究
  • 糖尿病患者におけるインスリン注入器の注射手技の実態に関する調査
  • 花粉症治療を目的とした経鼻ナノ粒子製剤の設計
  • モルヒネ投与下におけるジモルホラミンの呼吸促進作用
  • 神経芽腫細胞におけるBIRCファミリー遺伝子発現に及ぼすメチル水銀の影響
  • バイオフィルム感染症治療を目的とした高分子ナノ粒子DDS製剤の設計
  • 水銀化合物の複合曝露によるメタロチオネイン発現変動
  • ユビキチン遺伝子発現に及ぼすカドミウムの影響
  • 銅触媒下で行うトリアリールビスムタンとジアリールジテルリドとのクロスカップリング反応
  • アントラセンを含む新規トリアリールスチバンの合成と構造解析
  • ポリ塩化ビニル製輸液セットにおける種々の医薬品の吸着に関する検討-定量核磁気共鳴法を利用して-
  • 一包化調剤薬の吸湿防止を目的とした保管容器の検討
  • 幹細胞の神経変性疾患への臨床適用に関する調査研究
  • iPS細胞の難治性疾患への臨床適用に関する調査研究
  • Helicobacter cinaediの食細胞抵抗性に関する研究-分子生物学的アプローチ-
  • 多剤耐性緑膿菌のアミノ配糖体耐性阻害能を増強させる化合物の模索
  • TRPチャネル発現抑制細胞におけるアクチン線維の細胞内分布
  • マスト細胞のシグナル伝達に及ぼす正電荷リポソームの影響
  • ブラジル産プロポリス由来RXRアゴニストDrupaninの生物活性の検討
  • ミャンマー産植物エキスの芳香族炭化水素受容体アゴニスト活性の検証
  • 高齢者はつらつ長寿推進事業における健康食品の適正使用に関する啓発活動~薬学生が行う地域貢献~
  • 生活習慣改善のための指導箋~患者配布用生活習慣病関連の指導箋の解析及びオリジナル指導箋の評価~
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