複数学科
弁護士、検察官、裁判官等、現職の法律実務家が 入れ替わり教壇に立ち、現場の声を届ける!
法律実務家による講義を通して、司法制度を支える法律専門職の仕事の多様性や、司法制度の現実を知る機会とする授業。
ガイダンスとまとめを除いたすべての授業で弁護士、検察官、裁判官等の法律実務家から直接講義を受けます。
普段の授業で法の知識や考え方などを学んでいますが、本講義で各講師がお話されるのは、それらの法や法理論が社会の中でどのように機能しているのか、また、どのような課題があるのかという、まさに「現実」の問題。
教科書だけではなかなか学びとることができないものです。
どの回も、学生のコメントがぎっしり。
リアリティのある法の現場に触れ、理解を深めています。
昨年度の学生のコメントをみると、弁護士の国際業務や交渉学、検察官による裁判員制度のお話、民事訴訟手続のIT化など、普段の授業では知る機会の少ない内容について理解を深め、さまざまな気づきを得ていたようです。
また、本講義にて名古屋地方裁判所に訪問し、法廷見学を行なう回がありますが、授業時間内にそのような活動を組み込むことができるのも名城公園キャンパスの立地によるもの。
様々な立場の実務家から法の実践を広く知ることで、法の役割についての理解を深めるとともに、具体的な問題を発見する力や、物事を批判的にみて自ら考え抜く力を身につけて欲しいと考えています。