クラブ・サークル
クラブ・サークル数185団体
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愛
知
県 -
No.1
※愛知県内53大学中/2024年6月現在
INTERVIEW
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プロゴルファーと英語。
2つの夢を叶える将来像を
明確につかめています髙木 綾夏
明徳義塾高校(高知県)
文学部 グローバル英語学科■ ゴルフと英語。2つの夢を追って
プロゴルファーになることと英語を身につけることが、今の私の夢であり目標です。大学でどちらかを追う道もありましたが、愛学を知ったとき、その両方を叶える自分の将来像を明確につかめました。5歳のときに始めたゴルフは、最初は家族共通の趣味でした。でも未だにわからないこと、足りないことが多くて、そこを追求する面白さに夢中になりました。
■ 支え合い刺激し合える仲間と
個人スポーツですが、今はゴルフもみんなで助け合えるものなのだと感じています。支え合い刺激し合える仲間がいることは大きな励みです。愛学に来てから、ピンの位置や風の情報を共有しながら戦う団体戦がすごく好きになりました。その中に個人戦にいかせることも沢山あります。キャンパスの周りには多彩なコースがあって、キャディを務めたりしています。その後にラウンドさせていただいていて、練習好きの私にとってとてもありがたい環境が揃っていると思います。
■ 日常的に多くの文化に触れられる
英語を身につけたいと思ったのは、石川県から高知県のゴルフの強豪校に進んだ高校生のとき。寮生活の中で留学生と拙い単語で話すうちに、異なる文化や生活感を持つ人たちと話すことで自分の世界観が広がる楽しさや、コミュニケーションの大切さを感じたんです。きちんと喋れるようになるために進んだグローバル英語学科の授業はほとんどが英語で、日常的に他文化に触れることができ、学びたいことが学べています。多くの文化に接することは人としての器を大きくしてくれるし、プロとして戦う自分の役に立つと思っています。プロテストは卒業をしてから受けます。それまで勉強もスポーツも貪欲に取り組める愛学で、4年間しっかり頑張りたいと思います。
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助けられたかも、
という思いが始まり。
水泳で身体と忍耐力を鍛え、
消防士になる水野 遼太
津田学園高校(三重県)
法学部 現代社会法学科■ 消防局との連携講義がある
小学4年生から水泳を続けてきて、高校3年のときに平泳ぎで三重県大会を制しました。1、2年生のときは勝てなかったけれど、速い選手の動画を何度も見て研究をして、3年時の大会は殆ど優勝できました。自分はもともと正義感が強いと言うか、困っている人や間違ったこと、頑張らないことを見過ごせないところがあります。水泳ですごく努力したのもそういう気質によると思います。 その水泳の部活が強いことと、消防局との連携講義があって、現役で活躍している消防士さんと交流できることが愛学を選んだ理由です。
■ 「助けられたかも」という思いから
高校生の頃、家の近くの川で中学生が溺れて亡くなる事故がありました。そのとき、必死で捜索する消防士さんの姿に感動したんです。自分なら水泳をいかして助けられたのではないかと思ったことが、消防士を目指すきっかけです。その夢を追いながら、水泳の力を伸ばしたいと思う自分にとって、愛学の部活は理想的です。プールには練習施設では滅多にない競技大会と同じ飛び込み台があり、深さも大会プールと変わりません。フレンドリーな雰囲気はもちろん、施設面の充実は魅力です。勝つ努力を続けながら、ここで将来のために身体を鍛え忍耐力を養うつもりです。
■ 法律知識は冷静な判断の助けに
法学部を選んだのも夢のためです。法律知識を身につけることは消防士として臨む緊急の場での冷静な判断の助けになるはず。そう思い学び始めたら、欲が出て色々な挑戦がしたくなり、行政書士国家試験の勉強も始めました。法学部がある名城公園キャンパスの周りには裁判所や市役所、消防署など行政職が集まっています。将来の自分の姿がイメージできる環境で学びを深められていることも、愛学に進んでよかったと思うことのひとつです。
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バレーボールの経験が
培ってくれる人としての力。
それを私の強みにしていきたい石原 あさひ
西原高校(沖縄県)
心身科学部※ 健康科学科
※2023年4月より健康科学部へ名称変更■ 両立できることを実感
高1のとき、大好きな3年の先輩と一緒に出場するはずだった試合の直前に足首を捻ってしまい落ち込んでいたら、保健室の先生が、ケガのことは知らないはずなのに私の様子を見て声をかけて励ましてくれたんです。周りを見る力、生徒に気配りする姿に感動して、「こういう人になりたい」と思いました。その日から夢は保健室の先生になることです。 愛学に進んだのは、その大好きな先輩がいる部活でバレーに打ち込みながら、養護教諭になるための専門的な知識を学べるからです。部活で忙しくても夢を追えること、スポーツと勉強を両立できることは、入学してからこれまでずっと実感してきていることです。
■ 一生の仲間と頑張れる
1年のときに秋季リーグで優勝したバレー部は、想像とは少し違っていました。練習は厳しいけれど、先輩後輩が驚くほど仲が良くてお互いに助け合っています。同期生はみんな寮生活をしていて、翌日の練習がオフの夜は部屋に集まってお喋りしたり鍋パーティーをしたり。日々の生活も楽しすぎるくらい楽しい。一生付き合える仲間と頑張れる環境があること、強くなるために一番大切な絆があることが愛学バレーボール部の魅力です。
■ 違った視点で向き合う力を強みに
チームでは仲間から頼られる存在でありたい。それは保健室の先生として目指す姿と同じです。ケガや病気のときだけではなく、困ったときにまずは保健室に行こうと誰もが思えるような先生が理想像です。生徒の心に気を配り、安心して学校生活を送れるようにしたいと思います。私の学部で部活をしている人は少ないけれど、苦しさも楽しさもあるスポーツの経験は、他の人とは違った視点を持って生徒に向き合う力を養ってくれるはずです。それを私の強みにしていきたいと思っています。
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弓は心の競技。
鍛練を心理学にも役立て、
人の心に寄り添える人間に
成長したい尾竹 春樹
津東高校(三重県)
心理学部■ 強豪の部活と充実した授業
心理カウンセラーを目指したのは、特別支援学級に通っていた大好きな友達がいて、彼のような人たちの心をサポートする仕事に就きたいと思ったからです。愛学は、ずっと続けるつもりでいる弓道の強豪校ですし、僕が入学する年に新設された心理学部はカリキュラムがとても充実しています。今は弓に励みながら、一歩一歩自分の夢に向かっている実感があります。 高校から始めた弓道ですが、愛学の部活に入って間もない1年生の時に東海大会の個人戦で優勝することができました。その優勝は先輩たちの沢山の助言のおかげだと思っています。部活は温かな雰囲気で、弓道場は常に開放されていて、自分の好きなときに練習できます。いつでも弓を持てるので練習時間が増えて、高校のときに比べてかなり体力がつきました。
■ 弓は心を知ることに繋がる
恵まれた環境で弓道を追求していることは、心理学を学ぶ上でも役に立っていると思います。弓は当てたいと思えば思うほど当たりません。いかに邪念を捨てて無になれるかが勝負を分ける、いわば心の競技です。自分の欲と向き合う時間は、心を知ることに繋がると思います。また、弓は『間(ま)』が大事です。呼吸や所作の間をつかむことは、人との間をつかむ鍛練にもなります。それは目指している心理カウンセラーにとっても、大事な要素だと思っています。
■ 人の心に寄り添える人に
弓道では、もう一度東海で優勝したいですね。心理学は公認心理士の資格を得るために、ここからさらに臨床的なこと、現場で使える知識を学んでいきたいので、大学院に進むつもりです。弓道で心身を鍛え、人の心に寄り添える人間に成長したいと思っています。
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仲間との連係が一番難しく、
楽しいところ。
ここで得た明るさと発言力を
人の役に立てたい伊藤 彩奈
済美高校(岐阜県)
総合政策学部■ 褒められて嬉しくなって
中学ではバレーボール、高校では陸上部で砲丸投げをやっていたので肩の強さには多少自信がありましたが、ラクロス部にいた高校の先輩に誘われた体験入部のパス練習で「投げるスピードがすごい」と褒められて、単純に嬉しくなって入部を決めました。
■ 専用グラウンドで練習できる
ラクロスは仲間との連係が難しく楽しいところです。10人が常に声かけをしながらボールを運びますが、成功したときの面白さに引き込まれました。部活は人数が少なく一人が攻撃も守備もできるように練習していますが、絆が強くて「みんなのために上手くなりたい」と自然に思えます。ゴールが決まったときにクロスをカチカチ鳴らし合って喜ぶ瞬間は最高ですね。メジャースポーツではないけれど愛学には専用グラウンドがあって、いつでも練習できることはとてもありがたいです。
■ 多様な知識と沢山の友達を得て
将来は公務員になりたいと思っています。ここに進学したのは愛学の総合政策学部に公務員講座があることが決め手になりました。学部では心理学や政治経済、法学など6分野を幅広く学べ、様々な知識や考えを身につけられます。 総合政策学部は必修科目が少なく自分で好きな授業をとれます。だから同じ人と一緒にいることはあまりないけれど、沢山の人と知り合えます。ディスカッションも多く、内気で人と仲良くなるのに時間がかかっていた私が、今はすぐに打ち解けられるし、意見も自分から言えるようになりました。部活もコミュニケーションの力を上げてくれました。他校との合同練習も多いので、本当に沢山の友達ができました。愛学で興味のある分野を絞り込んでしっかり学び、ここで得た明るさや発言力を生かして、人の役に立てる人になりたいと思います。
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人馬一体、
心をひとつに跳ぶ先に、
ずっと馬と関わる仕事に
就く夢がある松谷 大雅
鳴海高校(愛知県)
総合政策学部■ 運命の相棒『ムスカテール』
高校では毎日違う馬に乗っていましたが、愛学では自分の担当馬を決めて大会に向け練習をしています。構内に馬場と厩舎があるからできることで、自分仕様のパートナーの存在は、馬術をより楽しくしてくれました。 相棒の『ムスカテール』との出会いは運命的です。重賞を勝っている元競走馬で、一度高校の部活に来たときにひと目で大好きに。大学に入ってから中京競馬場で誘導馬を補助するバイトをしたときの馬がムスカで、その後コーチから、「馬術部でムスカをもらいうける話があるがどうか」と聞かれて、思い切り手を挙げました。
■ 人馬一体、心をひとつに
でも、彼は癖が強いんです。力を入れているのは障害馬術ですが、練習では全然ちゃんと跳ばない。ところが大会になると本気になって好成績を出してくれる。馬場の雰囲気で本番だとわかるとやる気になるタイプで、?馬作り?は難しいけどやりがいがありますね。馬術は人馬一体、心をひとつにしないとできない競技です。目下の目標は総合馬術競技での全国大会入賞ですが、そのためには僕がムスカにもっと認められないといけない。毎日一緒にいられるこの部活の利点をいかして、しっかり信頼関係を築き、頑張ってバーを跳んでいます。
■ この大学で自分は変わった
馬術部では強くなるために自分で練習法を考え、部員が活発に意見を出し合っています。通っている総合政策学部は、何を深く学ぶかを自分で決めることができ、授業での発言や発表の機会も多くあります。この大学で自分は変わりました。より考えて行動し発言するようになったし、自主的に積極的に物事に取り組むようになりました。そのことは、日本中央競馬会で誘導馬騎乗などを担当する馬取り扱い技能職に就くという高校生からの夢を叶える大きな力になると思っています。
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自己表現を通して高め合える
競技ダンスの世界。
情熱を注いで得られた
肯定感と自信は将来の糧に安藤 采奈
岐阜東高校(岐阜県)
文学部 日本文化学科■ 競技ダンスに情熱を注ぐために
自分が大好きなことに熱中して打ち込める部活があるかどうかは、大学進学の際にもとても重視したことでした。愛学の競技ダンス部は愛知県の4つの代表校(※)のうちのひとつにもなっていて、日進キャンパス内のホールは自由に使い練習することができます。所有しているドレスの数も中部地区で一番多く、環境面の充実がダンスの上達を支えてくれています。
■ 個性を認め合い共に高みを目指す
モダンやラテンといった種目を踊る競技ダンスは、自己表現のスポーツです。メイクをして色鮮やかな衣装をまとい、踊りに込める想いを全身で表現します。互いに個性を認め合う雰囲気の中で過ごしていると、最初は少し恥ずかしいなと思っても、自然と自信を持つことができるようになっていきます。私自身も愛学に来てからの方が、より自己肯定感が上がりました。
今は、大会で優勝したペアだけが観客の前で踊ることができる”オナーダンス”を披露することを目標に、ペアを組む仲間と時間さえあればホールで練習しています。同じ夢に向かって努力できる友人と出会えたことは、愛学に来て一番良かったことですね。
■ 感性を磨く課外授業
授業もとても刺激的です。文学部日本文化学科は実習が多く、美術館での課外授業など日本文化を五感で体験することができます。高校時代は部活で茶道と花道を学んでいたこともあり、徳川美術館で茶室を見たときはとても感動しました。ちなみに大学メンバーシップを結んでいる美術館は無料で拝観できますし、キャンパス内の図書館では映画を観られるんです。今はまだ将来の明確な夢は決まっていませんが、競技ダンスと学部での学びを通して感性を育む日々の中でなら、自然と見つけられると確信しています。
※中部日本学生競技ダンス連盟代表校は、愛知学院大学、愛知大学、名古屋大学、名城大学
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愛学チアリーダーの
可愛さの源は仲の良さ。
こんなに信頼し合える
仲間はいません中村 真緒
岐阜東高校(岐阜県)
心理学部 心理学科■ 「私を見て」から「私たちを見て」に
3歳からヒップホップダンスをやっていましたが、愛学でチアリーダーを体験したらすごく楽しくて、『フェアリーズ』の一員になりました。見せ場の作り方や息の合わせ方をみんなで工夫して踊り、演技する一体感がとにかく気持ち良くて。それまでは「私を見て!」でしたが、今は「私たちを見て!」と思って踊っています。それは自分にとって大きな変化でした。
もともと私は人に興味があまりなくて、親にも心配されていました。進路を考えたとき、どの仕事も人への理解は大事だし、その力をこれからの強みにしたいと思い心理学を学ぶことにしたんです。愛学の心理学部はカリキュラムが豊富で、中でも実際にディスカッションをして、話し方などから気持ちや考えを察し検証する体験授業はとても新鮮で面白い。そして「人との関わりが一番大事」と言われているチアにも心理学は役立っています。
■ 支えられつつ支えるチームの軸
チアの競技は平場でのシンクロダンスや、選手が3段になり一番上のトップがジャンプや回転する技などで構成されています。私の担当は2段目のミドルトップで、下に支えられつつ上を支える大事な軸。表情や小さな仕種からも仲間の心や状況を把握し上下に伝えないと演技が安定しません。やりがいがあるし、チアからも心理学が学べていると思います。
■ 自我と優しさを兼ね備えた人に
"チアスマイル"もダンスも雰囲気も、どこよりも可愛いところが私たちのウリです(笑)。厳しい競技なので涙するときもあるけど、必ず励ましやアドバイスがあります。その仲の良さが可愛らしさの源です。入学前はこんなに信頼し合える仲間ができるとは思っていませんでした。この出会いは宝物です。チアや心理学で、理解が信頼を生み、尊重が優しさを育むと実感しています。それを生かして、自我と人への優しさを兼ね備えた芯のある人になりたいと思います。
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身体づくりを学びながら
強豪校で切磋琢磨。
想像以上に充実しています大林 永愛
岐阜市立岐阜商業高校(岐阜県)
健康科学部 健康科学科■ 自分を変えてくれた恩師のように
夢はプロ選手ですが、もうひとつ将来の選択肢として目指していることがあります。それは、高校の恩師のような先生になることです。
ずっと野球に打ち込んできて、中学でも中心選手でしたが、当時は独りよがりのプレーが多かったと思います。甲子園出場歴のある強豪高校でも4番とショートを務めていて、自分が絶対に打って守らなければいけないとばかり考えていたんです。ある時、野球部の先生に「周りを見ろ」「何事も仲間と一緒にやれ」と言われたけど意味がわからなくて。でも先生が親身に寄り添ってくださったおかげで、チームで戦う大事さに気づき変わることができました。そして同時に、先生のような人になりたいという気持ちが生まれました。
■ 高い知識を持った保健体育の教師を目指して
愛学野球部は強いです。選手は実力者揃いで、高いレベルでの切磋琢磨が成長の力になっています。公式戦にも使われる専用グラウンドも自慢。寮から近く、理想的な環境があります。
健康科学部を選んだのは、教職課程をとれば保健体育の教員免許を取得できるし、スポーツ選手の身体作りに役立つ勉強ができるから。授業は、例えば少量に分けて1日5、6食とる方が身体が大きくなることなど、野球に生かせる知識が学べて、とても興味深いですね。
■ 人のための行動が自然にできる
入学前の練習見学でも感じた雰囲気の良さも部の魅力です。競争は激しいけどギスギスせず、銭湯に行ったりご飯に行ったりと全員が本当に仲が良い。その中で自分は誰かが困っていれば声をかけ、手を貸すことが自然にできています。高校での変化から繋がることですが、それができる仲間でもあるからだと思います。
勉強と野球と仲間との時間で埋まっている大学生活は、想像よりはるかに充実しています。今の目標は打撃力を伸ばし試合でチームを勝たせること。まだ身体が細いので、授業を役立ててデカくなって頑張りたいと思います。
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栄養学の勉強も部活も
全力投球な仲間の存在が
エネルギー。
全ての人が笑顔で
食事を楽しめる世界を
目指したい池内 楓奈子
高松桜井高校(香川県)
健康科学部 健康栄養学科■ 区別や差別のない食卓を
食品メーカーでアレルギーフリーの商品を開発したいと思うようになったのは、友人が食物アレルギーで苦しんでいたことがきっかけでした。私は食べることも料理をすることも大好きです。ですが、例えばケーキは小麦や卵を含むことが多く、食べたくても食べられない人は多くいます。材料を他のもので代用し味を損なわないようなレシピを考案することができれば、誰もが同じものを食べて、食の楽しさや喜び、美味しさを分かち合える世界を作っていけるのではないか。区別や差別の無い食卓が生まれるのではないか。そうした思いを実現させるために愛学に入学しました。
■ 豊富な実習や実験が学びの刺激に
健康科学部の健康栄養学科は、専門的な知識を蓄え管理栄養士の資格を取得できるだけでなく、実習や実験などが豊富に行われています。大量調理実習の授業では大人数分の給食のメニューを考えて調理し、実際に学内の食堂でみなさんに販売します。部活の仲間も食べてくれましたが、「美味しい!」と好評でした。
■ 部活動も授業も全力だから夢に近づける
実習などで忙しい日々ですが、フライングディスク部の活動も充実しています。アルティメットは7対7で行う競技で、ディスクを投げてパスを繋ぎ、ゴールラインを割ると得点が入るスポーツです。その日の天候や風向きによって投げる位置や強さも変わってくるため、視野の広さが求められ、想像以上に頭を使うスポーツです。私のように大学から始める選手が多いので、学年も性別も関係なく丁寧に教え合い共に上達を目指す雰囲気が部内にはあり、人見知りだった私も入部当初はフレンドリーな仲間に随分助けられました。
周りにいる友人は、部活動も授業も両方頑張っている人ばかりです。やりたいことに全力投球し切磋琢磨できる環境こそ、愛学なら夢を実現できると思える一番の理由です。
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研ぎ澄まされた
集中に身を置き、
道を極める修練が
自分を成長させている神戸 智矢
誠信高校(愛知県)
文学部 歴史学科■ 居合そのものを高めることが目的
この大学に居合道部があると知って道場を訪ねたとき、先輩が刀を振る姿にひと目で惹かれました。高校では弓道をやっていたけど、こっちもかっこいいな、と(笑)。
居合は仮想する敵の動きに対応したり先に仕掛けたりして倒す形(かた)を修錬し、その完成度を極める武道です。形は礼に始まり、敵を倒した後に血をふるい最後の礼をする所作を含むもので、多くの種類があります。試合は指定された5種類を演武し出来を競いますが、愛学の部活は勝つことではなく、居合そのものを高めることが目的。楽しくじっくり取り組めています。
■ 形と敵の両方に集中する心の鍛錬
最初は刀を止める位置や振り方など、決められた動きを覚えるのに苦労しました。なかでも一番難しいのは、常に殺気を放つ敵を想像し続けること。形の正確性だけを追うとそれが疎かになり、ただ刀を振り回す中身のないものになるし、敵ばかりを考えると形が崩れてしまう。徹底的に自分と向き合い、研ぎ澄まされた集中に身を置かなければできない居合は、まさに心の鍛錬です。
■ 居合を通じて人格と風格を育みたい
専攻している日本史を学ぶ中で、ときどき武士の姿を想像します。実際の斬り合いが洗練され精神性とともに伝わっているのがこの武道。力任せではなく、自分はその美しく洗練された形を修錬したい。長年やっている人の形はその人にしかできないものになるし、人格も風格も備わっています。そこまで到達したいけど、たぶん長い年月を経ても、いける人は少ないでしょう。でも、居合に出会って、自分は物事への集中力が上がったし、精神的にも少し成長したと感じています。ずっと続けて、風格と人格を育み、昔の日本人のように、真面目で責任感があるきちんとした社会人になりたいと思っています。
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きっかけは、
相撲で鍛えた身体で
命を救いたいという思い。
極めた先に叶えるべき夢がある村山 謙
箕島高校(和歌山県)
法学部 現代社会法学科■ 惹かれたのは自分の努力次第という自由さ
高校時代に相撲部の合宿で愛学に来る機会がありました。道場はもちろん、自由に使えるトレーニング室など環境面も整っていて、ここなら自分の努力次第でとことん相撲に向き合えると感じたことが入学を決めた理由です。
また、消防士になるという夢を叶えられるカリキュラムがあったことも大きかったです。相撲好きだった父を高校2年のときに病気で亡くしてから、自分の身体を使って人の命を助けられるような仕事に就きたいと思うようになりました。相撲で鍛えてきたこの身体を、誰かのために生かしたいなと。法学部の進路実績を調べると、消防士として活躍している先輩が多いことが分かり、とても心強く感じました。
■ 目標は世界での躍動
1年時には西日本選手権の体重別で優勝、続く全国大会でも頂点に立つことができました。次は世界大会で活躍するために鍛錬を続けています。身体が決して大きくない自分は、ただ真っ向からぶつかるだけでは勝てません。隙を逃さず相手の懐に潜り込むなど、頭を使った相撲を取る必要があります。「はっけよい のこった」の掛け声がかかった瞬間に相手に向かっていくスピード、技のキレにもこだわっています。体格では劣る選手を倒したときの快感は、何にも変えがたいものがあるんです。
■ 今は相撲が楽しくて仕方がない
土俵の直径は4メートル55センチ。意外と小さな円の中での勝負は奥深く、気がつくと入学した頃と比べ物にならないくらい相撲にのめり込んでいる自分がいます。身体のことを考えて、朝晩は自炊を続けています。今は、消防士も目指しつつ、実業団に入って相撲を極めたいという新たな思いを抱いています。これほど夢中になれるのも、自分のやりたいことにじっくりと向き合える愛学の自主的な雰囲気があるからです。