文学部
日本文化学科
学生インタビュー
文学や絵画などの解釈が
一変するほどの学びと刺激がある

加藤 彩香
文学部 日本文化学科
2025年3月卒業
私立東海学園高校出身
就職先:名古屋市役所(行政職)
作品に隠された作者の思いとは?
長い歴史の中で築かれてきた日本語や、思想、芸術、文学、社会、民俗など、幅広い分野を日本文化学科で学べる点に魅力を感じました。「日本の近代文学」の授業では、具体的な作品を取り上げながら当時の文化や時代背景を辿っていきます。作者が伝えたかった思い、作品に描かれていない登場人物のその後の人生、場面の捉え方によって全く変わる作品の見え方を自ら調べ、他の人の意見を聞くことで、多角的な視点で捉える力が身についたと感じます。
教育格差をいかに改善するか
卒業論文のテーマは「日本を取り巻く教育格差」です。日本について学ぶ中で、地域や社会への関心が高まり、名古屋市役所への就職を決めました。塾講師のアルバイト経験を通じて教育問題にも関心を持ち、教育格差について考えるように。格差は何によって生まれるのか。どうすれば縮小できるのか。変えられない部分を諦めるのではなく、
変えられる部分に可能性を見出したい。自治体職員として、そのしくみづくりに貢献したいです。