文学部
歴史学科
学生インタビュー
日本史を学ぶなら世界を知れ!
目からウロコの意外なその関係性。
新 美夏
文学部 歴史学科
2022年3月卒業
岐阜県・私立多治見西高校出身
就職先:岐阜県教育委員会(中学校社会)
世界の流れと日本史の関係。
日本史というと、国内の歴史的出来事をなぞっていくイメージだったのですが、学科で学んでその印象がガラッと変わりました。日本の外で起こった大きな変化が日本にも影響を及ぼしている、という発想も視点も高校までの私にはなかったので、とても新鮮でした。高校では世界史を履修していなかったのですが、日本史を研究する上で、日本以外の歴史を学ぶ重要性に気がつきました。
歴史を学ぶことで 現代社会の今が分かる。
「国際関係史」では、19世紀から現代にかけての国際関係を、各国の思惑を交えつつ学びました。日本と世界の関係が深く近くなる近現代において、国同士のいわば頭脳戦を知ったことで、“今”の国際社会のあり方を深く理解することができたと思います。卒業後は夢だった中学校の先生になります。そんなさまざまな魅力がある歴史を含め、社会科の楽しさを伝えられる教員になるのが目標です。
◎私の好きな講義
日本史特殊講義
教科書には載っていないような、歴史のさまざまな一面が学べた講義です。歴史上に名を残さないような人たちも、歴史を確かにつくっていて、教科書は歴史の主な流れを押さえるためのツールなのだと感じました。
◎卒業論文のテーマ
古代氏族と教育
自分が当たり前のように受けてきた日本の教育がどうはじまり、その目的は何だったのかを調べました。大学は官人の養成機関としてはじまったのですが、古い時代ゆえにその史料の数も少なく、読解にも一苦労!
◎歴史学科を選んだ理由
先生になりたいという思いと、日本史を研究したいという希望が両立できる学科だったこと、西洋史、イスラム圏史など幅広い歴史が学べることが決め手に。