法学部
現代社会法学科
学生インタビュー
緊急時でも冷静な判断で
安心感を与えられる救急隊員に。
新川 将平
法学部 現代社会法学科
2022年3月卒業
愛知県・私立愛知工業大学名電高校出身
就職先:名古屋市消防局
公務員への理解がさらに深まった。
「法実務概論」では、愛知県や名古屋市の職員の方が講師として政策や仕事内容について講義をしてくださいました。これまでは、「公務員=事務仕事がメイン」というイメージが強かったのですが、道路建設の現地調査や住民への説明に出向いているなど想像以上にアクティブな部署も。広い意味で「チーム」としての公務員の実態を知ることができたのは、今後に生きてくると感じます。
法律的観点で得られた判断力。
地域住民の方々の安心安全を第一に考える消防士、特に救急隊員になりたいと考えていますが、事故や事件だけでなく、何事においても法律に基づいて行動の制限や対処法が決まってきます。一人よがりな考え方はもちろんNG。客観的視点を持ち、論理的に物事を判断する能力を養えたことで、緊急時でも冷静かつ的確に行動し、患者さんや被害に遭われた方に安心感を与えられると思っています。
◎私の好きな講義
交通災害と補償
例えば車と自転車の事故や、車と歩行者の事故について、過失の割合は状況に応じて決まるのではなく、これまでの裁判例をもとに判断される。社会的な考えと法律的な考え方のギャップを知ることができました。
◎ゼミの研究テーマ
法律問題について根拠条文を基にした問題解決
ゼミで取り上げたNHKの受信料未払いの判例や、オーナーとバイトの間で生じるパワハラなどのブラックバイト問題は、大学生にとっても身近で起こりうる社会問題。決して他人事ではないんだと痛感しました。
◎現代社会法学科を選んだ理由
出身高校の卒業生が多く進学している大学である信頼と、高校の時から消防士をめざしていたので、公務員に強い学科であることが決め手でした。