卒業生の活躍
「自分はどうなりたい?」
問いかけ続けた先に、
自分を変えるヒントがあった
株式会社キーエンス
制御システム事業部
栗本 真樹
経営学部 経営学科 2019年3月卒業
(愛知県・私立愛知高校出身)
子どものころから野球に打ち込み、実業団でのプレーを目標にしていましたが、ケガをきっかけに競技から離れることに。野球というアイデンティティーを失ったまま大学生になり、最初はとても不安でした。
ですが「同期に負けないためにはどうすべきか」を考え抜き、就職活動が始まるまでに日商簿記検定、FP技能検定、宅地建物取引士の取得をめざすように。計画的に勉強を進めているつもりでしたが、友人に「今から宅建を勉強しても間に合わないだろう」と言われたことで、いっそうやる気に火がつき、無事に合格。今思えば、仲間から発破をかけられなければ、合格できなかったかもしれません。高いモチベーションを保ちながら切磋琢磨できる友人と出会えたことにも感謝しています。当時から自分がやると決めたことを実現するための計画を立て、真剣に取り組んできたことは、社会に出てからも役に立っています。
キーエンスは担当エリアに対して営業が1人なので、営業プランを自分で考えなければいけません。用意されたレールに沿って行動するのではなく、目標を達成するためのプロセスを自ら立てる。学生のうちから取り組んでいたことが、今の自分の仕事にも生かされています。また、経営学部で学んだ考え方は、営業という仕事に直結しているように思います。経営者の視点で分析することで、お客さまが抱える課題の本質を理解し、最適な提案につなげることができます。誰かが成功したメソッドをそのまま試すのは簡単ですが、お客さまが100人いたら、課題も100通りあるわけです。課題解決のためにこれからも経験値を積み、勉強を続けていきます。
実は、入学した当初は公務員を志望していました。ですが、学んでいくうちに、持てる実力を発揮して自分の未来を切り拓いてみたいという思いが強くなり、進路を変更。理想の将来像についてしっかりと考え、資格講座の受講やキャリアセンターの利用など、成長できる環境に身を置けたことが、希望の進路を実現できた要因のひとつだと思います。愛知学院大学には「やりたい」を叶える環境が整っています。
みなさんもぜひ、なりたい自分を実現してください。