卒業生の活躍

人生に迷いはつきもの。
決断が必要なそのとき、
自分自身に耳を傾けられる人でいたい。

国際連合事務局 ニューヨーク本部

データサイエンティスト

服部 雄太

愛知学院大学 薬学部 医療薬学科 2013年3月卒業
愛知県・私立中部大学春日丘高校出身
名古屋大学大学院 医学系研究科 博士課程 2016年7月修了

 

 

私の仕事は、国際連合のあらゆる職員が内外の膨大なデータを有効活用できるよう、データサイエンスの講義をしたり、データ基盤を開発したりすることです※。私は学部卒業後、大学院の博士課程へ。しかしそこで、行き詰まってしまいます。そんなとき、たまたま国際関係の講義を一緒に受けていた先輩から、「予防医学の研究室に移らない?」と誘われ、それまでの実験中心の研究から調査と統計解析による研究に移りました。そこで統計の魅力に惹かれ、今のキャリアを歩んでいます。今の道に進めたのは、やりたいことを見極め、進む道を決断できたからだと思っています。人生に迷いはつきもの。すぐ答えが見えなくても、自分がこれまでやってきたこと、これからやりたいことを見つめれば自ずと答えは出ると思います。

※2022年6月より就任予定。2022年4月取材時は、世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務局 データエンジニア(コンサルタント)。

 

国際連合
1945年に当時51か国の加盟で設立された、平和維持と社会の発展を目的とする国際機関。ニューヨークに本部が置かれており、日本は1956年に、80番目の加盟国となった。
※取材時の情報です。

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