卒業生の活躍

若い感性と
心に秘めた熱意が
イノベーションを巻き起こす

株式会社浜乙女
取締役
三重工場・中村工場 工場長
服部 正樹

経営学部 経営学科 2000年3月卒業

 

「でえたらぼっち」のCMでご存じかもしれませんが、浜乙女は日本人になじみ深い海苔を中心に、ふりかけやお茶漬けなどの乾物を取り扱う総合食品メーカーです。実は、海苔には食物繊維や各種ビタミンなどさまざまな栄養素が含まれており、とても健康に良い食品です。現在は海外でもカリフォルニアロールなどの寿司料理で使用されていて、国や世代を問わず親しまれるようになりました。
私たちは安心かつ質の高い海苔を多くの人々に提供し、食卓に健康を届けることをやりがいとしています。私は工場長として、商品の製造や海苔の仕入れを担当。特定の地域にこだわらず、とにかくおいしいモノを仕入れるために目利きのプロと一緒に全国の市場に足を運んで、実際にこの目で確認して入札するのが仕事です。大学時代の思い出として今でも心に残っているのがアーチェリー部の活動です。競技自体がおもしろかったのはもちろんですが、部活の同期や先輩とワイワイしている時間が一番充実していました。部活の仲間とは今でも付き合いがあり、たまにごはんに行ったりすることもありますが、彼らと会うと学生時代のノリが戻るので、少し若返った気分に。愛知学院大学でかけがえのない交友関係を築くことができたと思っています。
浜乙女は70年以上の伝統を誇っていますが、さらなる躍進のためにはイノベーションを起こすことが必要です。そして、新しい風を吹かせるためには、やはり学生が持つフレッシュな感性と熱意が大切だと考えています。今の若い人は、感性が豊かで情報収集力が高く、さらに自分の考えを論理的に話せる力を持っている人が多いように見えます。しかし、自分の思いや感情を胸に押し込めてしまっている人も少なくないので、心に秘めている熱い気持ちをぜひ表に出してもらいたいです。愛知学院大学は学びや出会いの機会が豊富だと思いますので、熱意を持って学業や部活動をはじめとしたさまざまな活動に取り組んで欲しいと思います。そのなかで培った経験が必ずみなさんの未来につながる力となるでしょう。

株式会社浜乙女:味付け海苔、胡麻、ふりかけなど乾物商品を取り扱う総合食品メーカー。
経営理念は「買う身になって商品を生産・販売し、食卓に満足と笑顔を届けよう」。
※取材時の情報です。

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