卒業生の活躍

信念こそが、
未来へつながる唯一の道。

ディップ株式会社

代表取締役社長 兼 CEO

冨田 英揮

愛知学院大学 商学部 商学科
1990年3月卒業
愛知県・私立南山高校出身

 

 

不屈のベンチャー精神が
培われた愛学時代。

私は、求人情報サイト「バイトル」などの人材サービス事業や、デジタル技術を活用したDX事業を展開しているディップ株式会社を創業し、代表を務めています。愛知学院大学在学時は自分自身で物件を借り、飲食店を経営していました。店舗経営は、働けば給料がもらえるアルバイトとは異なり、利益が約束されているわけではありません。さまざまな局面で厳しい経営判断を迫られ、利益を出すことの難しさを思い知った一方、経営の奥深さ・楽しさを見出すことができました。この飲食店経営という経験から今も大切にしている姿勢が「最後まで諦めないこと」です。今でこそ、多くのみなさんに知っていただき、ご利用いただいている弊社ですが、1997年に一人でディップを立ち上げた当時は、名もなきベンチャー企業のひとつでしかありませんでした。自分で考え抜いたアイデアをさまざまな企業に提案しましたが、耳を傾けてもらえませんでした。経営者だった父親も、起業に対して猛反対。それでも、自分のアイデアに自信を持ち、絶えずブレない意志を貫き通しました。「今の苦労は、すべて成功の喜びのために」。信念を貫いた結果、ディップは昨年25周年を迎え、3,000名近くの社員が活躍する企業へと発展しています。

大学での学びのほか「お客様第一」でアルバイトに心血を注いだ学生時代。

夢とアイデアと情熱で
社会を改善する存在となる。

私たちが大切にする経営思想のひとつが、働く人と求人企業の双方に寄り添ったサービスを提供することです。労働力不足が課題となる今、企業へ給与アップを提案することで採用力強化につなげるとともに、働く人の待遇向上の実現を図る取り組みを実施しています。みなさんも今の社会が抱える問題に目を向け、その解決のために身につけるべきスキルは何なのかを是非考えてみてください。デジタル化が進む世の中だからこそ、人間にしか考えつかない、オリジナルなアイデアを大切にしましょう。大学生活で直面する苦労やピンチを前向きに捉えながら、揺るぎない信念と主体性をもってアイデアを実行する力を養っていってください。私もみなさんに負けないよう、夢・アイデア・情熱を胸に、社会を改善する存在として全力で取り組みます。

 

ディップ株式会社
「私たちdipは夢とアイデアと情熱で社会を改善する存在となる」を企業理念に、「バイトル」「はたらこねっと」などの人材サービス事業とDX事業を展開。
※取材時の情報です。

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