文学部
歴史学科
学び
広中ゼミ/近代東洋史
「怖い」のは無知。まずは正しく知ることから。
突然ですが、あなたは隣国・中国に対してどんな印象を持っていますか?歴史大国であり豊かな文化を持つ一方で、国際的立場や政治についてネガティブなイメージがある、という人もいるのではないでしょうか。
「私のゼミにも、興味はあるけれど『中国は怖い国』というイメージを持っている学生もいます」
と語るのは日中近現代史が専門の広中先生です。
「学生たちに『じゃあ、中国の何が怖いの?』と聞くと、実は『よく知らないから怖い』という場合がほとんどです」
と広中先生。実際の中国を知れば知るほど「おもしろい!」と夢中になる学生が多いのだとか。先入観を取り払い、まずは相手を理解しようとすること。これは日中関係に限らず、社会においても大切なことであり、学生たちはその心構えも身につけています。
広中ゼミでは中国に限らず、K-popやベトナムの民族衣装に興味のある学生など、さまざまな国や文化から東洋に興味がある学生も所属しています。