文学部
歴史学科
学生インタビュー
歴史が教えてくれたのは、
情報を鵜呑みにせず、自分で考える大切さ。
廣田 智幸
文学部 歴史学科
2022年3月卒業
愛知県立小牧高校出身
就職先:株式会社名古屋銀行
疑問があれば、すぐに調べて解決!
一番の得意科目は日本史だったのですが、5つのコースの概説を学んでみて、東洋史コースへ。中国の歴史について学んでいました。研究をすすめるには、漢文や中国語の文献を読むことが必須です。それらがすらすらと読めず、理解するまでに時間がかかることも多々ありました。しかし、そのお陰で、「分からないことを分からないままにしない」という良い習慣が身についたと思います。
「それって本当?」と考えるように。
歴史を学ぶことで、考え、比較する能力が身についたと感じています。今はインターネットで検索すればすぐに答え“のようなもの”に辿り着けますが、鵜呑みにせず、自分で考えるクセがつきました。さまざまな情報から「どれが正解?」と比較して考え、答えを導き出す。ゼミの先生がおっしゃっていた「考えないとどんどん考える力がなくなるよ」という言葉は、これからもずっと大事にしていきます。
◎私の好きな講義
東洋史特殊研究
高校までは歴史=暗記する科目というイメージでしたが、歴史的出来事の背景や世界との関係性まで視野を広げて考えることで、ただの暗記では感じられなかった歴史のおもしろさを感じられた印象深い授業です。
◎卒業論文のテーマ
義和団における民衆思想と日本への影響
義和団事件は知っていましたが、調べていくにつれて世界を巻き込む大事件だったんだな、とそのスケールの大きさに興味が湧きました。先行研究の理解に苦労しましたが、同じように頑張るゼミ生の姿が励みになりました。
◎歴史学科を選んだ理由
他大学にも歴史が学べる学科はありますが、車通学ができること、そしてキャンパスが広く設備も充実していて、良いキャンパスライフが送れそうだと思ったからです。