文学部
日本文化学科
日本文化と仏教思想が将来への大きなヒントになった。
島田 里菜
文学部 日本文化学科
2023年3月卒業
愛知県立半田東高校出身
就職先:半田信用金庫
この学科だからこそ気づけたこと。
国語の先生になりたいと考えていたので、教育を専門に学ぶ大学に進むことも検討していました。しかし将来の選択肢を絞るのはまだ早いのではと感じたこと、さらに高校では茶道部だったので日本文化に興味を持っていたこともあり、この学科を選びました。大学で学ぶうちに、日本文化は仏教の影響を強く受けていることが分かりました。先の読めない時代、これから自分がどう生きていくべきかも考えるようになりました。
仏教思想が、仕事選びにもつながった。
就職先は信用金庫です。「ここで働きたい」と思った理由はいくつもありますが、そのひとつが地域の役に立つ、地域密着型の仕事ができることです。自分よりも他人のことを考えたり、因果応報の考えがある仏教思想に基づいた生き方をしたい、と考えるようになったからです。周りのことを考え、善い行いを重ねれば、自然とお客様との信頼関係も厚いものになるのではと思っています。
文学部
歴史学科
コースにとらわれない、フレキシブルな学びが知識も、価値観も、視野も広げてくれた
野田 柾樹
文学部 歴史学科
2024年3月卒業
愛知県・私立愛知高校出身
就職先:ANA中部空港株式会社
自ら学ぶ。自ら広げる。それが歴史学科
私は日本史コースを専攻していましたが、興味を持っていたイスラム圏史の講義も並行して受講していました。それまではイスラム系の宗教に対し「なんとなく怖い」という印象を抱いていましたが、歴史からひも解くと、柔和な一面も持ち合わせていることを知り、価値観が大きく変わりました。自分の専攻だけではなく、他専攻についても柔軟に勉強できるのが、この歴史学科で学ぶ醍醐味だと思っています。
読む力が、知識をより豊かにしてくれる
歴史を学ぶ上で欠かせないのが、史料や文献の読み込みです。「史学概論」では、当たりはずれのある史料や情報の中から、必要なものを取捨選択する基礎を学びました。その後、戦前の民衆の中で、当時のメディアとしては革新的な存在だったラジオ放送について研究し、史料探しのために東京に足を運んだことも。読んで、解釈して、まとめる。必要なメソッドをすべて教えてもらえるので、心強いです。