文学部
日本文化学科
学生インタビュー
この学科だからこそ得られた知識を武器に
“教えるだけ”じゃない先生になる
安達 日向歩
文学部 日本文化学科
2024年3月卒業
静岡県立掛川西高校出身
就職先:静岡県教育委員会(中学校国語)
多角的な学びで実感した国語のおもしろさ
入学してすぐに受講した「日本語学」の授業で日本語の音素や音声、アクセントなど、言語学の基礎を学び、言語のおもしろさを実感。さまざまな領域を専門に持つ先生方のもとで古典から近代文学まで幅広く研究できたおかげで、ただ教員をめざすだけでは知りえなかった国語の知識を身につけることができました。子どもたちに国語の奥深い楽しみを伝えられるような教員になれるよう、より一層学び続けます。
研究への熱量を分かち合った、友の存在
言葉のリズムや文体を研究するうちに、「私」のような自称詞と「あなた」のような対称詞に興味を持ちました。もともと音楽鑑賞が趣味だったので、卒業論文ではヒット曲における自称詞・対称詞を分析し、その変遷について研究しました。400曲以上の歌詞を分析するのは骨の折れる作業でしたが、同じように研究に打ち込む友人たちと励まし合い切磋琢磨した時間は、かけがえのないものだと感じています。