文学部
宗教文化学科

宗教を学んで見えてきたのは、
物事を違う視点で見る大切さ。

桐山 晃輔

文学部 グローバル英語学科
2023年3月卒業
名古屋市立緑高校出身
就職先:名古屋スバル自動車株式会社

 

答えのない問題について考えてみた。

高校時代は世界史、そのなかでも十字軍、アッバース朝など、宗教が絡む歴史的出来事に興味がありました。興味のあった宗教史について深く学べて満足していますし、死生観のような“答えのない問題について考える”という新たな学びの楽しみとも出会えました。さまざまな解釈についても、「なるほど、そういう見方もできるのか」と自分と異なる価値観も許容できるようになったと感じます。

 

十字軍はヒーロー?それとも。

卒業論文では、特に興味のあった中世ヨーロッパの十字軍について研究しました。キリスト教では聖地エルサレムを奪還したヒーローのように扱われている十字軍ですが、聖地奪還の名のもとに、多くの人を殺しています。一方イスラム側は捕虜を殺さずに生還させた、というエピソードもあると知りました。違う立場から見てみると、物事の見え方が変わってくるのだと気づかされました。

 

 

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