総合政策学部
総合政策学科

人の力で、社会は変えられる。
あなたにもできることがある。

星の数ほどある、社会を良くする方法。

日々の生活のなかで、「なんだかこれっておかしいな」や、シンプルに「嫌だな」と感じた経験はありませんか。この学科は、そんな社会を少しでも変えたいと感じている人にピッタリの学科です。社会をより良くする方法はひとつでなく、この学科ではさまざまな分野から物事を見つめる姿勢が学べます。例えば、「暮らしやすいまちづくり」の場合は、まちのデザイン(都市工学)、持続可能で人と自然に優しい環境設計(環境学)、情報ネットワークの構築(情報学)、コミュニケーションをスムーズにする工夫(心理学)、社会のなかで起こる変化や動向の分析(社会学)、援助を必要とする人々への支援(社会福祉学)など、いくつもの視点が考えられます。

 

「どうせ変わらない」は大きな間違い!

そのなかで、私が専門とするのは社会学です。格差や貧困を研究する「社会階層論」や、生涯を通じて人や社会から影響を受けて人生を歩む「ライフコース論」、そして「家族社会学」が交錯する領域で、特に女性の生き方に注目した研究を行っています。ゼミは「いきいきと暮らせる社会づくり」が大きなテーマ。貧困や格差、障がいや少子高齢化、ジェンダーや家族などの課題について考え、多様な生き方を知ることは、物事を多面的に捉える力につながります。また、人々の想いや感じ方に深くふれる経験は、自分の人生の糧になるでしょう。「どうせ変わらない」なんてことはありません。人がつくった社会を人が変える。そのための学びがここにあります。

 

 

 

◎教員PROFILE

鈴木 佳代 准教授

北海道大学 教育学研究科 修士課程修了。ノースカロライナ大学チャペルヒル校 修士課程修了。ノースカロライナ大学チャペルヒル校 博士(社会学)。学生時代、アメリカの社会学者の著書に影響を受け、困る人の少ない社会づくりをめざして研究職に。社会政策学会などに所属。

 

 

◎LINKS

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