歯学部
歯学科

全身に影響を及ぼす、
サイレントキラー「歯周病」。

う蝕(虫歯)は痛みという分かりやすい症状が出ます。しかし歯周病は静かに、そして無症状で進行する、痛みとは違う怖さがある疾患です。超高齢社会の日本において、歯周病患者の増加は、大きな社会問題です。歯周病は口の中だけでなく、全身に影響を及ぼします。ただし、全身への影響は解明されていない点も多く、その影響を明確にすることは、歯周病研究の最終目標のひとつです。誰もが聞いたことがある「歯周病」という言葉。その予防の重要性に対する認知が高まることは非常に重要であり、歯科医の使命でもあるのです。

 

大きく薄赤く染まった円状の破骨細胞(骨を溶かす細胞) ※周囲に存在する小さな濃茶色の球状細胞が多数癒合して破骨細胞となります。

 

 

◎教員PROFILE

菊池 毅 准教授

愛知学院大学歯学部歯学科卒業。愛知学院大学大学院歯学研究科修了(歯科保存学専攻)、博士(歯学)。専門は歯周病学。日本歯周病学会専門医・指導医、日本歯科保存学会専門医、日本口腔インプラント学会専修医、日本レーザー歯学会専門医、日本再生医療学会会員。大学院時代から研究を継続している歯周病の免疫応答に関する知識を生かして、歯周病患者の再生医療に取り組んでいる。

 

 

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