薬学部
医療薬学科
学生インタビュー
6年間、その強い決意は変わらない。
信頼される薬剤師に必ずなる。
大威 駿也
薬学部 医療薬学科
2022年3月卒業
三重県立木本高校出身
就職先:株式会社サンドラッグ(調剤薬局)
「この薬はなぜ効く?」 その謎が解ける楽しさ。
毎日のように新しい薬が開発され、この学科では今まで聞いたことのない薬についても学びます。薬学を学ぶには膨大な知識が必要となるため、私は特に1年次は本当に勉強面で苦労しました。でも、なぜこの薬がこの症状に効くのかが分かり、これまで授業で蓄えた知識の点と点がつながったときは、1年次の苦労を忘れるほど、言葉にできないおもしろさと手応えを感じることができました。
患者さんからの信頼を得るために。
この6年間あきらめず、病気や薬について学び続けることができたのは、先生方や周りのサポート、そして患者さんの助けになれる薬剤師になるという強い決意があったからこそ。私がめざしているのは、患者さんから信頼していただける薬剤師。患者さんに信頼していただくには、薬について分かりやすく説明することが大切だと気づき、コミュニケーション能力を養うことにも力を入れています。
◎私の好きな講義
薬物作用学
医薬品の有効成分がどこに作用してなぜ効くのかを学びました。副作用についても学び、自分が普段使っている薬を含め、薬で病気が治るメカニズムが学べ、「これぞ薬学!」という実感が湧く授業でした。
◎卒業研究のテーマ
術後認知機能障害モデルマウスの 海馬CA1領域における神経可塑性の検証
薬理に関する研究がしたいと思ったことと、授業で記憶について学び、もっと知識を深めたいと思いテーマを選びました。全身麻酔による副作用の一種である術後認知障害のメカニズムを解明するため、海馬の神経活動を測定しました。
◎医療薬学科を選んだ理由
薬剤師をめざすと決めたのは、祖母がたくさんの薬を飲んでいる姿を見て、なんとか助けになってあげたいと思ったのがきっかけ。その思いは今も原動力に。