文学部
英語英米文化学科

自分の言動で
世界情勢が変わってしまうなんて。

『〇〇国のものとみられるドローンが△△国上空を通過しました。』とスクリーンにニュースが映し出され、ここから外交政策シミュレーションゼミが始まりました。架空の世界情勢をつくり日・米・中国の首脳になりきった自分たちが国家戦略を考えるというもの。私に与えられた役割は中国の国家主席です。関係国やマスコミにどう対応するのか、ゼミや他大学の仲間と話し合いながら策を考えます。まず私がとった言動は「〇〇国の行動は看過できない」と世界に発表。世界平和のためにと思って強い態度をとりました。

 

自分の発した言葉によって関連した国々の動きが刻一刻と変わり、あわや宣戦布告というところまでいき、驚きと焦り、交渉の難しさを実感。交渉・折衝する相手は「人」、答えをだすのも人なんだということに気づき、人の意見に耳を傾けつつ、流されない対応力が大切ということを学びました。もう一度同じシミュレーションを行うとしたらそこを意識して平和な世界を目指したいと思います。

 

文学部英語英米文化学科4年生 本郷 智也さん

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