複数学科

名古屋市消防局に8名が合格しました。

[合格者]写真左より
阪野 智也 (心身科学部★ 健康科学科)
新川 将平 (法学部 現代社会法学科)
小林 健二 (法学部 法律学科)
中村 文香 (経営学部 経営学科)
利光 良之介 (商学部 商学科)
他:経営学部1名、心身科学部※1名、法学部1名
※2023年4月 健康科学部へ名称変更

 


 

東海エリアの中心都市・名古屋を守る名古屋市消防局。本年度は愛知学院大学から現役生で8名もの合格者を輩出。そこで「未来のヒーロー」たちを緊急招集! 大学のサポート体制や合格の秘訣、今後の目標について語り合ってもらいました。

 


公務員をめざす学生へのサポート体制の手厚さや充実さを実感した瞬間は?

 

中村:

私は1年次から「公務員試験対策講座」に参加していました。内容がどんどん難しくなっていくなかでも、早くからしっかりと基礎を作れる環境があったおかげで、つまずくことが少なかったんです。本番の試験でも、焦ることなく臨むことができました。

 

 

阪野:

早っ!実をいうと、僕が公務員試験対策講座を受けたのは4年次から。それまで解くのに時間がかかっていた問題の解答時間短縮方法を教わって、なかなか点数が伸びず苦手意識があった数学系科目を克服。自分一人ではきっと、不安が残ったままだったと思います。

 

中村:

不安を解消するために、キャリアセンターは欠かせない存在だったよね。

 

小林:

確かにそうだね。僕は、面接対策で「ひとつの質問に対してたくさんのエピソードを用意しなければ」と必死に。頭がパンクしかけていたときに、キャリアセンターの職員さんからアドバイスをもらえたことで、「完璧にしなくていいんだ」と肩の荷が下りました。

 

利光:

職員さんのサポートももちろんだけど、合格体験報告会での先輩たちのアドバイスも役に立ったな。1日10時間勉強していたと聞いて「もっと頑張らなきゃ!」とモチベーションアップにつながりました。

 


中でも、特徴的なのが「警察・消防との連携講義」だと思いますが、印象的なことは?

 

新川:

消防課や救急課など消防局内すべての課の現役消防官の方から、仕事内容などを説明していただきました。特に指令課の実際の通報音声を聞いたとき、ある程度イメージはできていたつもりでしたが、電話の向こうの想像を超える緊迫感に衝撃。そのときの対応の冷静さを、自分たちもこれから身につけていかなければいけないのだとリアルに感じました。

 

小林:

自分がめざしているのはレスキュー隊員ですが、建物の火災予防対策などを行う予防課などほかの課や、これまであまり意識していなかった消防業務をしっかり知ることができました。チーム意識が高められるきっかけになったと思います。

新川:そうだね。あとは消防学校の教官に話をしていただいたときの独特な緊張感がとても印象的です。実際の消防学校のような雰囲気が味わえたのは、いい経験でした。

 


努力を重ねて、みなさんは今、消防官のスタートラインに立ったと思います。この先どんな消防官になりたいですか?

 

中村:

消防官はまだまだ男性が多いのですが、女性ならではの視点や強みを生かして、助けを求めている人やその家族の方々、市民のみなさんに寄り添える救急隊員をめざします。

 

利光:

地域の人から頼ってもらえるような心強さと、「必ず守ってくれる」という安心感を感じてもらえるようなレスキュー隊員として活躍していきたいです。

 

阪野:

僕は先ほど話が出ていた予防課で、事前に火災や事件、事故を防ぐ役目をしっかりと果たしたい。防災・減災を最前線で強化し、現場に出る仲間を支え、名古屋の人々とまちを守っていきたいと思っています。

 

 

 

取材後も、雑談は続くーー

 

※2022年取材

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