経営学部
経営学科

製品開発の「方法論」とその「実践」

企業や団体と連携し、課題に対して学生たちが商品やサービスを提案する実践科目「バーチャルカンパニー」。2023年、受講生である浦野実咲さんと坂晃成さんのチームが、日本最大の製品開発コンテスト「Sカレ」で総合優勝を果たしました。浦野さんと坂さんは「暮らしに役立つ便利商品」というテーマに挑戦し、傘を自立させる装置「Kasatatsu」を考案。旭電機化成との共同で商品化し、約240万円の売上を記録しました。

 

「Kasatatsu」開発には、浦野さんと坂さんがゼミで学んだ「デザイン思考」が活用されています。デザイン思考とは、身近なものから生活者が不便だと感じていることを見つけ出す考え方で、浦野さんと坂さんは「デザイン思考を学び、普段の生活に潜む課題を探す習慣が身についたことが、今回の結果につながったと思います」と振り返りました。

 

また、2022年度のバーチャルカンパニーでは、受講生のチーム「なごめん」が考案した「きしめんチップス」が全国で販売され、2023年度には新たに「レモンハーブ味」が誕生。学生の発案した企画や商品が、ビジネスの現場で次々に実現しています。

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