薬学部
医療薬学科
学生インタビュー
興味のある生薬を追究できた学生生活
次は、MRとして薬の知識で手助けしたい

原 慶市朗
2025年3月卒業
岐阜県立恵那高校出身
就職先:グラクソ・スミスクライン株式会社
薬学の本質に迫る学び
病気がちで何度も薬に助けてもらった経験があり、病気を抱える人の手助けをしたいと思い、薬学部に入学しました。特に好きな講義は「薬理学」です。薬がどのようなしくみで身体に効くのかを学びます。講義を受けるまでは「この薬を飲めば熱が下がる」と薬と効用を一対一で認識していましたが、薬の作用はもっと複雑で、そのしくみを学ぶことができました。普段何気なく服用している薬についても学べて興味深かったです。
興味が新しい薬の発見へと導く
薬の中でも特に生薬に興味があったので、卒業論文は「マツカゼソウから抽出された化合物ががん細胞に与える影響」について執筆。他講座と共同で研究した結果、マツカゼソウという植物から抽出された新規化合物ががん細胞の増殖を抑制することが分かりました。発表資料としてまとめる際、どのように伝えたらよいか苦労しましたが、相手の立場に立って考え、情報をまとめ、絞ることで、分かりやすい資料ができたと実感しています。