健康科学部
健康科学科

私のつくった症例報告書は
患者さんの最適な治療の第一歩。

古井 知里

健康科学部健康科学科言語聴覚士コース
2023年3月卒業
愛知県立熱田高校出身
就職先:名古屋市立大学病院(リハビリテーション科)

 

症例報告書は、分かりやすさが大切。

言語聴覚士は患者さんの検査結果をまとめた症例報告書をつくる必要があり、これは患者さんの治療方針を考える上で非常に重要です。私は「失語症」という授業で、失語症患者さんの動画を見て症例報告書を作成しました。仲間とともに意見を交わし、試行錯誤したことで、失語症の症状を理解できただけでなく、誰が見ても分かりやすい症例報告書の書き方を身につけることができました。

 

大学での学びの成果を、実習で発揮。

実習では急性期の病院に伺い、検査の実施や訓練計画の考案、訓練計画の再評価など、言語聴覚士の実務を一通り体験させていただきました。患者さんの反応や嚥下訓練など、現場だからこその学びが多くあったと思います。練習を重ねてきた症例報告書の作成や検査の手技などについては、現場でも臆することなく挑戦できたので、新たな発見だけでなく、将来への自信にもつながりました。

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