文学部
英語英米文化学科
学生インタビュー
物語の扉を開いた先に
ファンタジーの世界が広がる

大島 志織
2025年3月卒業
岐阜県立恵那高校出身
就職先:株式会社三洋堂ホールディングス
大好きなイギリス文学!
「イギリス文学研究」「イギリス文化特講」の授業では、毎週、ひとつの文学作品を取り上げ、鑑賞します。もともとイギリス文学が好きだったため、授業を通じて作品やそれに関わる文化を学べたことが、とても興味深かったです。アーサー王伝説やシェイクスピア作品、19世紀の女流作家たちの物語等を通して、当時の暮らしぶりや時代背景を知りました。登場人物の行動の理由などを読み取ることで、作品を深く理解できたように思います。
妖精の姿を追って
卒業論文のテーマは「20世紀イギリス児童文学における妖精像」です。イギリスのファンタジー小説には魔法や妖精などがよく登場します。私は『床下の小人たち』と『ナルニア国物語』を比較し、作中における妖精のあり方について調べました。中世から現代にまでつらなるイギリスの妖精伝説の系譜に、これらの作品が位置づけられることが分かりました。また、本好きが高じて司書の資格も取得。卒業後は、学科での学びを糧に、物語の魅力を伝えていきたいと考えています。