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保健室の先生がふれると、
身体の痛みが和らぐ不思議。

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保健室の先生がふれると、
身体の痛みが和らぐ不思議。

今の養護教諭は、スマホとも向き合う。

私は高校の養護教諭、いわゆる「保健室の先生」でした。養護教諭は、学校で唯一の心と身体の専門家であり、正確な知識と冷静な判断力が必要とされる、重要な存在です。保健室で怪我や病気の応急処置は受けたことがある人も多いと思いますが、アレルギーや感染症の対策、近年ではスマートフォンを介したコミュニケーションのあり方や、睡眠不足などの生活習慣、家庭環境も含めた心の問題など、子どもたちの健やかな成長に立ちはだかる課題は実にさまざまです。その課題に立ち向かうため、養護教諭が学ぶ分野は心理学や教育学、医学と多岐にわたります。

 

カンに頼らない養護教諭の育成を。

「学校管理下の重傷発生要因」「デートDV」「がん教育」なども大切な研究テーマですが、現在のメインの研究テーマは「養護教諭の行うタッチング」です。例えば、腹痛時にお腹にふれると痛みが和らぐのはなぜか。サーモグラフィや脈拍の測定、腫れや痛み、刺激を調べ、どうふれたら良いのか、身体のメカニズムから説明できるように研究をしています。これまで養護教諭のノウハウは、いわば職人技のようなものでした。しかし、その経験やカンで判断していた部分を理論化することで、ノウハウが広く知れ渡り、養護教諭の力量形成に役立つと考えています。

 

 

 

◎教員PROFILE

下村 淳子 教授

愛知教育大学大学院 教育学研究科 養護教育専攻 修士課程修了。愛知学院大学 博士(健康科学)。中学・高校時代は陸上部に所属。部活を通じて心身をケアすることの難しさを痛感し、養護教諭を志す。高校で勤務したのち愛知学院大学へ。日本養護実践学会理事も務める。下村先生が指導した学生たちの多くが養護教諭という夢を叶え、全国の学校で活躍している。

 

 

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