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患者さんとその家族の人生に、
口からおいしく食べる喜びをもう一度。

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患者さんとその家族の人生に、
口からおいしく食べる喜びをもう一度。

人生の大きな楽しみが突然奪われたら。

芸能人やスポーツ選手が、けがや障がいなどで話せなくなった、聞こえなくなった、飲食物が飲み込めなくなった、というニュースを耳にしたことがあると思います。「話す・聞く・食べる」に関わる障がいは、生きることそのものにも影を落とします。私は言語聴覚士のなかでも、「食べる」、摂食嚥下の専門家になりました。私のもとには、安全のために口から飲食物を食べてはいけないと言われた人や、液体状に調えられた食べ物をいやいや食べる人などが来られます。これらの患者さんは「再び口からおいしいものが食べられるようになりたい」という切実な願いを抱えています。

 

「食べる」ことで、「生きる」を支える。

私はそんな患者さんに根気よく寄り添い、安全に飲食ができるように一緒に挑みます。そして待望の飲食物を口にできたときの感動は、言語聴覚士である私たちにも魂が揺さぶられるような経験になり、患者さんにとって、言語聴覚士が太陽のような存在に思っていただける、これも大きなやりがいのひとつです。健康なみなさんにとっては、毎日何気なく行っている食事が「人生の大きな楽しみであり、生きる喜び」とまで感じることは少ないかもしれません。しかしみなさんが思っている以上に、摂食嚥下のリハビリテーションは「生きること」を確かに支えています。

 

 

 

◎教員PROFILE

牧野 日和 准教授

愛知学院大学歯学部大学院 病因病態制御口腔外科学専攻博士課程修了。博士(歯学)。言語聴覚士。「お食い締め」「フードスタディ」支援の創始者。言語聴覚士・博士(歯学)・認定心理士の3つの視点で「食べる」と「生きる」を探究する。執筆は、『今日の治療指針』(医学書院)、『口から食べるを支えるケア』(中央法規出版)など60冊を超える。47都道府県すべてで講演を行い、摂食嚥下リハビリテーションの啓発を行っている。

 

 

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