健康科学部
健康科学科

看護“される”側の気持ちを知る

「看護演習」では、養護教諭になるために必要な看護実習を前に、子どもの体調不良やけがに対する応急処置に必要なスキルと知識を習得します。

 

座学で処置の基礎知識や方法を学んだあと、グループワークで実践。仲間と教えあいながら看護する側/される側の気持ちをどちらも体験することで、子どもたちの立場に立って考えられる、頼れる先生をめざします。「具合が悪い人を寝かせるとき、やっている方はうまくできたと思っていても、やられている方は『急だった』『痛かった』と感じていることもあります。やってみることも大事ですが、やられてみることも大事です」と語るのは、本学科で看護演習を担当する教員。「グループワークを通じて、お互いを理解するのが目的です」と話します。

 

困っている人を「助けたい」という気持ちがあっても、知識と技術がなければ応急処置をすることはできませんし、容態をより悪化させてしまうかもしれません。仲間と切磋琢磨しながら、より実践的なスキルを身につけることができるのが、この演習の魅力です。

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