文学部
英語英米文化学科

ハワイは本当にパラダイス?

高木眞理子教授の「アメリカ文化特講Ⅰa」は、アメリカの中でもハワイのマイノリティの歴史や文化について学べる人気の講義の一つ。

 

いつもはハワイ大学社会学部大学院の博士号をもつ高木先生が授業を行っています。今回はより学生の理解を深めるために特別ゲストとして、先生の友人でもあるハワイ大学ヒロ校のPatsy Iwasaki先生にお越しいただきました!

 

Patsy Iwasaki

 

ハワイはリゾート地として有名で“パラダイス”と言われるほど世界中の人たちから人気のある場所。青い海、きれいな白浜、開放的な街並み、おいしい食べ物・・・観光で訪れると何もかもがそろっているので「ハワイに住みたい」と思う人も多いはず。

 

「しかし、その歴史を知っても本当にパラダイスと言えるのでしょうか?」と、Patsy先生は講義の冒頭で学生たちに問いかけました。

 

 

Patsy先生は「Hamakua Hero-ハマクアの英雄」としてハワイで語り継がれている日系人カツ・ゴトウ(後藤濶)さんが描かれたマンガやイラストを使いながら、ハワイの移民が経験した苦難の歴史や明治政府との関わりなどについて講義してくださいました。

 

高木ゼミ

 

講義やディスカッションを通して、移民差別問題やジェンダーに基づく偏見など、今もまだ残る社会問題について、学生たちが自分事として考えるきっかけとなりました。

 

本学科では英語はもちろんのこと、英語圏の国々の文化や社会的背景も学ぶことで異文化理解力を身につけることができます。

 

 

 

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